雑記: 2004年9月アーカイブ
苗場に70万円からのワンルームマンションの広告が日経新聞の全面広告で掲載されていた。販売は全部で65戸。未入居の部屋であるが完成は平成2年という不思議な物件である。
物件より不思議に思ったのは全面広告のコストである。日経新聞の全面広告がいくらかかるかは正確には知らないが恐らく2−3千万円くらいであろう。マンションの平均価格が200万円としても13000万円の収入である。広告費用が大きすぎないか?
考えられるのは保有コストに耐えられなくなったということである。安くても良いからとにかく手元から物件を切り離したい。それがこのような価格破壊と高額な広告費用になった。
管理費用などを見ると5年くらいで購入価格より管理費用の方が大きくなる。ババ抜きゲームがはじまったような予感がする。
私は決断力が無いと上海出身の彼女に良く言われる。確かに物事を決めなくても良いことは決めないで先送りすることはある。例えば買い物なんかはあまり好きではないこともあってまた来週買えばいいや、と思って面倒になり買わないで帰ってしまうことが多い。
しかし、待てよ、と思う。自分の人生は大きな決断もいくつかあったのではないか。プライベートでも重大な意思決定を20代、30代と意外とすんなり行った。仕事もつまらない官僚主義に嫌気がさして「大手」信託銀行から社員100名足らずの外資系運用会社に移った。さらに2年も経たないうちに今度は社員が4人しかいなかった出来たばかりで営業もせず、お客さんも一人もいないネット証券に飛び込んだ。
彼女は自分のことを理解していないのだろうか。いやそれとももしかしたら、「決断力が無い」と言うことで何かを暗示しようとしているのだろうか。いつもストレートな表現をする上海人だからそんなことは無いだろうが。。。。
自分がやってきた意思決定については結果はどうであれ悔いは無い。それは納得して決めた結論であるからだと思う。意思決定をするにはきっかけが必要である。早い遅いというのは関係ない。
最近最も費用対効果の高かった広告はこの人であろう。本気でプロ野球に参入しようとしているのであろうが、本気であればあるほど広告効果が高くなるという循環になる。
広告の効果は意外性がインパクトを持つ。この会社の「転職は慎重に」という電車のシール広告も意外性があって印象に残る。
しかし週末に一番引っかかった広告は日経新聞の土曜版に全面で掲載されていたこの有限会社の広告であった。日経の全面に夫婦の連名で英会話の教材の宣伝の文章が載っている。何だかほのぼのしている文面で日経に全面に出てくるようなイメージではない。それがホームページを見てみたいという気分にさせる。
実際に見てみるととってもシンプルな教材販売のページである。果たしてこの会社の日経新聞への広告の費用対効果はどの程度だったのだろうか。
叔母の告別式に甲府まで出かけた。もう10年近く会ったこともなく、正直言ってそれほど親しい間柄ではない叔母であった。しかし30年前の私が小学生の頃、叔母の家に家族で泊まりに行ったとき、当時としては画期的な冷たいビシソワーズスープを作ってもらい、子供心にとても美味しかった記憶があった。叔母が亡くなったことを聞いたとき、その時の記憶が鮮明に浮かび、どうしても忘れられず、父親の代理として告別式に出席した。
告別式でのたくさんの人からのスピーチを聞いていると、彼女の温厚で人を分け隔てなく平等に接するという誠実な人柄が偲ばれた。古い時代に生きた女性であったが、家族を大切にして地元の人たちに愛された存在であった。
自分も何故あんな30年も前のことをこんなに鮮明に覚えていたのだろうか、と不思議な気持ちでいた。しかし、料理が忘れられないのではなくその食事の時に感じた暖かい気持ちが記憶に残ったのだと納得するようになった。彼女の深い人間性が30年の時間を超えて今日出席することにつながったのだと思った。
周囲の人の愛された故人の人柄がにじむ告別式は自分の今までの人生を反省することにもつながる意味深いものになった。
引越しが何とか完了した。DNSサーバーの変更依頼をしてから通常12〜24時間程度にて反映される、ということで、昼まで待っていたが一向に変わらない。
午後から仕事で外出し、表参道のイーウーマンで講義をしていて偶然サイトを開いたら、引越しが終わっているのが判明してなんだかあっけなく作業は終了した。
今度はBlogということでまだ使い方が完全に把握できていないが、コラムのカテゴリー表示機能もあり、内容を充実させることができそうである。というわけでしばらく見苦しい画面をお見せしてしまったが、一段落。
ちなみに今までのコンテンツは左にある過去ログから見ることができる。という訳で2回目のサイトバージョンアップ、これからも更新頻度を落とさないように書いていくのでよろしくお願いします。
