雑記: 2006年8月アーカイブ
日経新聞の夕刊に前宮城県知事の浅野史郎さんの記事が連載されている。厚生省の官僚から知事選に立候補するまでのことが書かれている。その連載の火曜日の内容が気になって切り抜いて何度も読んでいる。
入省後の研修で重度身体障害者の施設に行き「この子供たちはなんのために生きているのだろう」と瞬間的に感じた浅野さんに指導員が「昨日できなかったことが今日できるようになる。今日できなかったことが明日できるようにするのが私たちの仕事です。能力の高い低いではなく個人の自己実現こそが人間の生きている意味ではないか。」と語った。
私は障害者の人とコンタクトする機会はほとんど無いし、自分は実際に障害者の方とどう向き合ったらよいのかも正直よくわからない。しかし浅野さんが聞いたことはすべての人間に当てはまる話ではないか。
人間は成長していくことに喜びがあり生きている実感をするように思う。老若男女、誰でも努力して成長しようとする姿は人の心を打つ。
成長しなければならないというプレッシャーで結果として人生が貧しいものになってしまっては意味が無いが、自分も努力して少しでも進歩しようと努力し、周囲の人たちとも助け合いながらお互いの成長を喜び合えれば幸福感を感じられると思った。
「われわれには貢献重視型の人間観が刷り込まれている」という言葉を聞いてこう思った。それも重要だが人生それだけではないのではないか、と。
この会員制サイトのインタビューが掲載された(記事は一般公開です)。
そもそもはこの雑誌の取材を1年ほど前に受けたことがご縁なのであるが、なんとも不思議な雑誌である。書店では販売していない、そして無料で定期購読できる月間誌である。しかし出版社側が読者を審査して購読できる人をセレクトするという「審査」がある。この方法ではマスマーケットを狙った部数アップは期待できないが、読者層のセグメントをフォーカスすることができ、媒体としての価値を高めることができる。
この雑誌がターゲットにしているような購読層は例えばブランド品の広告やキャンペーンなどの告知であれば、喜んで欲しいと思う人たちだ。つまりマーケティング効率の良い顧客になりうる。
独特のマーケティング手法は結果として出版側、広告主、読者の3者すべてにメリットがあるシステムに工夫されているのだ。
今回はお金との幸せな付き合い方というタイトルで「お金のルール」で書いたお金と人生の関係について4週の掲載である。
ところでこのNILEportは会員になるとSNSに参加できる。このNILEportの中でもBlogをしばらく不定期に書いてみることになった。今書いている公開されているBlogと会員だけがアクセスするSNSの中でのBlog。同じBlogでもどんな違いがあるのか。来月あたりから自分で実際に書いてみて実感してみたい。
全国に出張で出かける機会が増えたが、東京を離れると日本には魅力溢れる街がいっぱいあることに気がつく。週末に行った金沢も素敵だったが、今まで行った福岡、名古屋、神戸、札幌、静岡、京都、大阪、・・・と、それぞれに魅力ある街である。来月は新潟でのセミナー開催も予定されている。久しぶりに行く新潟がどんな街になっているのか楽しみである(日帰りで慌しい時間になりそうだが)。
そんな地方がマイブームになっている中、最近心惹かれているのが四国である。香川には小学校の時、徳島には大学の時(阿波踊りを踊りに)、愛媛には銀行員時代に出張で行ったことがあるが、高知には行ったことが無い。四国に行きたいと思っている理由は2つある。
四万十川への憧れである。神秘的な響きのある澄んだ川を実際に見てみたい。人里離れた静かな場所で自然に触れてみたいという願望である。
そしてもう一つは麺である。四国の麺といえば讃岐うどんがブームであるが、それだけではない。徳島中華そば、伊予ちゃんぽん、須崎鍋焼きラーメン、高知のラーメン屋台、徳島たらいうどん、などなど。四国は麺王国なのである。果たして地元の味はやはり東京で食べるのとは違うのか?
四国には仕事で行く機会も無いし、仕事で行ってもゆっくりとした時間は取れない。ということで、車でのんびりと麺王国と四万十川の探訪を計画している。まだ良く調べていないのだが、こんな場所やこんな場所もあって、何だか楽しめそう。
問題はいつ行けるのか?である。

自分でも自覚していることだが私の音楽の嗜好はかなり変わっている。一部のマニアックな人にしか理解してもらえないのであるが、知り合いのUさんから紹介され、とても気に入ったこのアーティストはメジャー感覚溢れる作品を多数発表している。全然気がつかなかったのであるが、日本ビクターなど色々なCMのタイアップに使われている今が旬の人だったのである。
聴いていると日本の暑い夏を感じさせるのだが、日本人のリズム感を超越したセンスがある。日本の夏の音楽といえば、サザンとチューブという世代であるが、湘南の海ではなく行ったことのない外国のビーチにいるような気分を感じとても新鮮である。
ところでMINMIというアーティスト名はミンミン餃子が好きだからだという嘘のような話もある。音楽しか聴いたことがないが、きっとトークも気さくで関西ノリの楽しくエネルギッシュな人なのではないかと勝手に想像している。
久しぶりにプログレワールドを離れた音楽に出会うことができた。
金沢の勉強会には約150名の方に朝の9時半からお集まりいただき、こちらも気合を入れて2時間汗だくで説明した。メールでしか面識の無かったMさんをはじめ何人かの方からも声をかけていただいた。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
勉強会終了後、飛行機の時間まで4時間あったので、近江市場へ。たまたま通りかかった回転寿司のお店に入ったが、回転寿司の魚も東京とは一味違って侮れない。つい食べすぎてしまったが、それでも価格はリーズナブル。
この日の金沢はとにかく暑い。湿気と気温でもう外にいられないので、この美術館に行ってみた。静かな美術館でのんびり、と目論んだのだが、近代的でセンスの良い建物にたくさんの入場者が集まる人気のスポットだった。
展示物には特に期待もせずリラックスしながらぶらぶらと館内を歩いていたのだが、面白い展示がたくさんあってしばし時間を忘れた。中でも写真の不思議なからくりのプールは暑さを忘れさせてくれる涼しげな作品だった。
金沢の魚は11月以降の冬の時期はさらに良いと教えてもらった。自然と文化、そして人間味あふれる魅力的な街だった。今度は寒い時期にのんびり行ってみたい。
こういう言い方をする人がいる。
「みんなが●●って言っていますよ。」
例えば
「みんなが止めた方が良いって言っていますよ」
「みんながうまくいかないって言っていますよ」
という具合に大概はネガティブな内容であるが、果たしてこのときの「みんな」とは誰なのだろうか?
それはおそらく発言している本人自身のことだろう。
自分の意見を正当化するために「みんな」を持ち出しているだけなのだ。
だから「みんな言っている」と言われたらこう聞いてみるのが良い。
「みんなって具体的には誰のことですか」と。
あいまいな言葉に惑わされてはいけない。
取引先の広告代理店の人や番組制作の会社の人たちの話によると、最近の新入社員はちょっと厳しいことを言うとすぐに会社を辞めたいと言い出すらしい。昔であればどついたり、いじめられたりというのが日常化していた業界らしいが、今ではそんなことしたら新人に辞められてしまう。そんな恐怖から教育しようと思っても思ったように話ができないという。部下とは今や修行に入ってくる弟子ではなく、お客様になってしまった。
「仕事心の育て方」で紹介されているのは「上司はクライアント」という言葉。上司は保護者でもなく先生でもなく、取引先の担当者と同じであるという考え方。いかに上司のニーズを汲み取り、それに対応した仕事を迅速にできるのか。別にゴマをすれというわけではなく、必要なものを提供できることが部下の評価なのである。
部下からみた上司はクライアントであるのと同様に上司からみた部下もクライアントである。部下のニーズを汲み取り、働きやすい環境を提供する。給与、福利厚生、職場環境、仕事の割り振り、会社の方向性・・・部下という顧客の満足度を維持することによって組織が動くのだと思う。
相手のニーズを汲み取るには想像力が必要である。上司にしろ部下にしろ自分のペースで仕事を進めているだけでは「クライアント」のニーズは満たせない。
テレビで名古屋の中学受験の比率が高いというレポートをやっていた。2割以上が私立中学の受験をするらしく教育熱心なエリアであるという紹介だった。
夏休みの塾の合宿に何十万円も払って朝から晩まで勉強している子供の姿をカメラは追っていた。どうしてあそこまでやらせてしまうのか、子供のいない私にはその理由が良くわからなかった。
将来のためにきちんとした教育を受けさせることは重要であるが、小学生から1日12時間も勉強させて燃え尽きてしまわないのだろうか?中学受験は親の受験と言われ、時間と手間をかければそれなりの成績になるらしい。しかし究極の目的は人生の選択肢を増やせるようにしてあげることだろう。
しかも勉強ができるようになるだけで何でも思いとおりになるわけでもないし、勉強して良い大学や良い会社(どちらも「良い」の定義が曖昧だが、例えば人気があるという意味)に入れば成功というわけではない。
そう考えると経済的にあるいは精神的にあそこまでの犠牲を払って得られる対価は何なのか。納得できる理屈が得られなかった。
そしてもう一つの問題は塾に行く子供と行かない子供の不公平感である。社会全体で考えると義務教育時代に経済的な理由で教育に格差がうまれるのは社会全体の安定にとって良くないことだと思う。
自分の子供の教育をどうするかはその家族の自由だが、鉢巻して夜遅くまで机に向かう彼らの数十年後の姿は一体どんな風なのだろうか。
最近お気に入りでついに会員になってしまったこのお店。店長の村越さんの人懐っこい笑顔と食べ物とお酒にかける情熱にいつも感心させられる。
そんな素敵な空間でこの会社を立ち上げた内古閑さんと10年ぶりに再会した。いや10年という記憶が曖昧であるくらい本当に久しぶりであったが、昔と何も変わっていない。誠実で真面目なお人柄はそのままで楽しくお酒を飲みながら思い出話に浸ることができた。内古閑さん含め4人で話し込んでいるうちにあっという間に時間が過ぎてしまった。
しばらくして、ふとカウンター席を見るとマネックスで昔一緒に働いていたS氏の姿を発見した。両脇を女性に囲まれ楽しそうに談笑する姿。彼もまた数年ぶりの再会であったが、変わっていない。日本酒の差し入れをさりげなくするところなど昔のままである。
随分時間が経ってしまったが、〆はやっぱりご飯ということでおにぎりを注文(写真)。日本酒同様これも侮れない味であった。
食事とお酒、そして何より古い友人というのは人生を豊かにすることをじみじみと感じた夜であった。
何度も読み込み手垢で黒くなった「たまらなくアーベイン」にサインをお願いすると「智性、勘性、温性」と書いていただいたのを今でも大切に取ってある。田中康夫氏は私の価値観に大きな影響を与えた人の一人であった。「すべてのものは等価である」という旧体制を否定するラディカルな思考に心酔していた。「田中康夫のトレンドペーパー」という30ページほどのマイナー雑誌を購読していたほどの康夫フリークだったのである。
田中康夫さんとはマネックス設立の直後にプライベートで何度かお会いしてお話する機会があった。当時はモノ書きというフリーな立場の人であったが、その後いつの間にか長野県知事になってしまった。当選してからはクリスタルルームに長命寺の桜もちをおみやげに日帰りで出かけたこともあった。
彼の行動を見ていると、創造と破壊の繰り返しであることがわかる。本人は自分のやりたいことを一貫してやっているわけだが、周囲はその一挙一動に振り回される。仕事をご一緒したことはないが遠くで見ているのと近くで一緒に行動するのでは随分見方が変わる人ではないかという印象である。
長野県知事選挙終了後インタビューに応じている田中さんを見て、この人は誰かに似ているなと思い出したのがこの人である。この人も「社長失格」 を読んで以来のファンである。一度もお会いしたことがないのでまったくの憶測であるが、どこか田中康夫氏に似た匂いを感じるのである。
2人に共通しているのは自分のやりたいことをやりたいようにやって、結局は最後に自分のやりたいことに到達できない。真っ直ぐすぎて目的のために手段を選ばないといったことができない不器用さ。少年のようなナイーブな手法を感じる。
今回の長野県知事選挙の顛末を見ていると、そんな2人の共通した生き方に無意識に憧れている自分に気がつき、自分で自分の感情が理解できずモヤモヤしていたのが、”なんとなくクリスタル”になったのだった。
<業務連絡>
「人生を豊かにするお金のルール」アマゾン特典は今朝お申し込みいただいた方全員に送信いたしました。未発表原稿に加え、資産運用近況報告のおまけ付きです。
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最近食べ物系のBlogの更新が続き、会う人から「あんなに外食ばかりして太りませんか?」と聞かれることが多い。忙しい日が続き、出張も重なったことから週に2回から3回は外食している。そんな生活で確かに体重は減らないが増えもしないで安定している。
外食に限らずこのところほぼ毎日お酒を飲むようになった。量は多くないが食事をしながらの飲酒は明らかに食欲も増進し、体重を増やしていく。ベストの体重は66kg台なのだと思っているが、現状は68kg前後になっている。少し多いかなという程度であるが、なぜかそれ以上には上昇しない。
毎朝の腕立て伏せと腹筋、それに週に1回程度の水泳ではそれほどウエイトコントロールに効果があるとは思わないが、体重が一定のレンジに入っているのは毎日体重測定を繰り返し、68kg台に入ると意識して体重を落とすような行動を無意識にするからだろう。これが一番効果がある。
とは言え体重も大切だが体型はもっと重要。今更お腹が仮面ライダーのように割れる必要もないが、通勤電車で周囲に迷惑をかけるような体型にはならないようにしたいと思っている。
<業務連絡>
アマゾン特典は今週末にはお送りできると思います。お申し込みいただいた方もうしばらくお待ちください。
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個人的に毎年恒例の夏バテの時期になった。梅雨が明けて気温と湿度がグーっと高くなるこの時期は体がだるくなるいわゆる夏バテ状態にいつも陥る。要するに体の適応機能が弱いだけなのだろうと思うが、困ったものである。
先週の金曜日の福岡に降り立ち、炎天下でプレゼンテーションに駈けずり回り、週末も暑さの中セミナーと移動で体力を消耗した。これですっかりいつものパターンに陥ることになってしまったようだ。
今日は元々から予定していた振替休日で会社には出社しなくてよい日になった。とは言えメールで仕事に段取りをしたり、家で原稿を作ったり、そして午後にはどうしても行かなければならない仕事もあって家から取引先に直行でミーティングである。
夏バテは時間がたてば体が慣れてくるので治ってしまう。水分の摂りすぎに注意して、ビタミン・ミネラルの豊富な食品を食べて、お酒を控えめにして早く体調を戻したい。金曜日にはまた大手町の勉強会があることでもあるし。
