雑記: 2005年11月アーカイブ

どちらかといえば伝統的な日本人タイプであるせいかセミナーなどの仕事では問題ないのであるが、プライベートでは特に人に自分の気持ちを伝えるといったことが苦手である。しかし不得意だからといって以心伝心で何とかなるという甘えはもう日本人の間でも通用しない世の中になった。

最近、相手に自分の思っていることをきちんと伝えることの重要性というのを再認識する機会があった。何となくわかっていると思っていること、何となく伝わっていると思っていることが実は充分理解されていないということがあるのである。

人間は頭で理解するということと心で理解するということに違いがある。頭で理解するというのは納得ではなく単なるインプットである。それを自分の感覚として感じ、精神的に納得することによって初めて安心感や信頼感といったものが生まれる。そこまでの理解を得るためには突っ込んだコミュニケーションが重要である。具体的には、わかっていると思っていることでも面と向き合って言葉にして話をすること。それが新たな発見を通じ深い理解につながる。

人間はロボットではないから一度で効率的に物事を進めようとしてもうまくいかない。コミュニケーションには時間が必要である。時間の無い自分にとってコミュニケーションの時間を持てないことは大きなマイナスなのだ、と実感した。

2005年は仕事にウエイトのかかる一年であった。MAIの本格立ち上げに奔走し、書籍を3冊執筆し、勉強会やセミナーで全国を飛び回った。来年以降は自分の時間をどう使うかをもっとしっかり考えないといけない。そんなことを考えているともうすぐ師走である。1年は長いようで短い。人生の優先順位を真剣に考える時期に来ていることを実感する。

P1010830R.JPG

<業務連絡>
もうすぐこんな本が共著で出版されます。資産設計部分の担当をしていますのでよろしければご覧ください。ちなみにちゃんと自分で原稿を書いています。
------

久しぶりに仕事の無い休日であった。といっても原稿の締め切りが過ぎているのが1つ。週の後半に控えている収録の台本の修正、もう一本の連載、次の本の原稿ドラフト作成、と今週の締め切り群から逃避しているだけなのであるが・・・。

自宅にこの会社の関係者やらにお集まりいただきバーベキューパーティを行った。昼から煙モクモクで夕方までひたすら食べまくったが、そんな彼らがプレゼントに持ってきてくれたのがこのお店のコーヒーカップであった。

チャイナのソーサーにカップがステンレスという不思議な組み合わせなのであるが、合わせてみるとソーサーに書いてある字がカップのステンレスに映って、COFFEEと読めるようになる。なかなかお洒落で気に入った。大きさも丁度良く、美味しいコーヒーを味わうことができそうだ。

プレゼントを贈る会社を経営している彼らのセンスにはいつも脱帽させらせる。一回り以上も年齢差があるのに何だか友達のように付き合ってくれる貴重な存在である。

早速明日から使ってみようと思った。

マネックス・ユニバーシティの設立準備は着々と進んでいる。1月からの開業に向けて会社の設立、社員の選抜、Webの作成などやることが山ほどあるが、何とかオンスケジュールで実行することができそうだ。

そんな中、新会社のロゴデザインをお願いするためにインダストリアル・デザイナーの方のオフィスを訪ねた。会社のロゴとは単なる記号ではない。その会社の理念や時代性といったものが表現されている必要がある。彼の主張は単なるデザインという美術ではなく時代や日常との接点まで考え抜かれた斬新さがある。

マネックス・ユニバーシティは何を目指すのですか?と聞かれ
「お金があっても幸せでない人もいる。自分にとって必要なお金がどの位かを数値化してそれをどうやって作っていくのか。それによって資産を殖やして人生の夢や目標を実現し幸せになってもらうための方法を教える会社を作りたい」
と答えた。

すると彼は
「何だか格好つけていて、嘘っぽいんだよな。格好つけすぎで格好悪いんだよ」
と言った。

「要するにお金を殖やしたい人が来る場所なんだろ」
と挑発する。

「お金がいくらあったら幸せでいくらなら不幸なんてことは自分ひとりで考えることなんだよ。あなたたちの会社はお金を殖やす方法だけを教える。そこにはお金が欲しい人が集まる。それが本質じゃないの?」

会社の理念とは崇高で誇り高いものであっても良いが、本質を突いていなければ絵空事になってしまう。

「お金を殖やしたい人が集まってきて、その方法を具体的に教える会社」

そんな会社のロゴはどんなものになるのだろうか。

「デザインはデザインの専門家の方にお任せします。」
と白紙委任でデザインを引き受けていただいた。どんなロゴが出来上がるのか、楽しみでもありちょっとドキドキもしている。

<業務連絡>
本日は2回目のワインとチーズとお金のおいしい関係セミナーでした。40名のお客さまにワインを飲みながら資産設計を話しました。ご来場ありがとうございました。
------

ヨットや帆船は風の力をうまく活用して進んでいく。風が吹いていてもそれをうまく活用できなければエネルギーとして活用することはできない。

最近仕事をしていてエネルギーの使い方が重要であることを実感する。人間の仕事の能力にはそれほど差は無いと思う。どんなに仕事の速い人であっても同じ仕事を2倍、3倍もできるわけはない。例えば、接客をテキパキこなしても普通の人の2倍のお客さんは対応できないだろう。

では仕事が早い人はどうやっているのか。それは自分を効率の良い場所に置いて、短時間で大量の仕事ができるようにエネルギーを上手に使っているのだと思う。

エネルギーを上手に使うためには無駄なことをしない、そして得意分野に集中することである。

無駄なことというのはネガティブなことである。例えば仕事をしていてトラブルに巻き込まれるとそれだけで膨大な時間が取られてしまう。ネガティブな環境に自分を置くとそんなトラブルに巻き込まれる可能性が高まる。自分がポジティブなスタンスに立って、嫌なことを無理にやらないのが大切だと思う。

会社の仕事だから仕方ないという言い訳をする人がいると思うが、ネガティブかポジティブかはその人の考え方次第である。「ダメだ」「嫌いだ」「向いていない」という前に「ここは良い」「こんな好きなところもある」「ここを変えれば自分の得意分野だ」と無理やりでも良いから自分のポジティブな方向に持っていこうとするスタンスがあれば良いのだ。

そして得意分野に集中すること。これは自分の絶対に自信のある分野を作り、そこで勝負をするようにするのである。こうすればライバルはいなくなる。何でも良いから他の人にない魅力、能力を探してそれに磨きをかける。

そうやって毎日を過ごしていると帆を大きく張った帆船のように自分は大きな力を入れなくても何となく周囲が勝手に動き出すようになる。こんな状態になるとエネルギーはほとんど使わないで物事を進めることができる。慣性の法則である。

ゆっくりと動き出した船は同じ方向に小さなエネルギーで進んでいくことができる。しかしそこに障害物があると最初からやり直しになってしまう。

自分を振り返ればまだまだそんな域には到達していない。そんな気持ちになれるのは一体いつのことだろうかわからないが、効率的なエネルギーの使い方はいつも意識していたいと思う。

<業務連絡>
本日はこちらの学校でお話をすることになっています。今週は火曜日から土曜日まで休み無しのセミナー漬けです。
-------

勤労感謝の日も勤労していた。株の学校で澤上社長と一緒に日経マネー20周年記念セミナーのスピーカーをやらせていただいた。競争率6倍という希望者の数であったらしいが、200人の満席の会場で資産設計について思う存分語らせていただいた。

そんな講演と並行して「資産設計塾実践編」の最終チェックに入っている。そんな切羽詰った状況と並行して今度は某ホリプロ女性タレントさんとの共同本が1月の出版を目指して突貫工事になりつつある。

明日は銀座のマネックスラウンジでワインとチーズのミニセミナー、金曜日は午後から大阪。夕方と土曜日にセミナーである。土曜日のセミナーの1つはサンケイ新聞の主催するイベントのスピーカーである。

来週も渋谷、新宿、銀座で夜はお仕事である。12月の上旬までこんな状態がエンドレスである。

自分のための勤労感謝の日が取れるのはいつになるのだろうか?

明日は夕方大手町で資産設計セミナー(400名)を開催です。明後日はボジョレーヌーボー解禁日。ということで銀座でワインとチーズと資産運用の夕べを開催(募集は既に締切)。週末は海老名、来週は都内各地と大阪でセミナーとまた巡業がはじまります。体調を整えておかないと・・・。

デイリーの仕事以外で今気になっていることは3つある。

1つは「資産設計塾実践編」の進捗である。肩の痛みのせいで執筆が大幅に遅れていて、このままでは年内の出版が難しくなってきた。編集の長岡さんは「はじめに」のドラフトの日付を2005年師走と書いて作成している。今週末までにどこまでできるかが焦点になりそうである。

そんな週末に札幌に行くことになっている。セミナー2つがあるのではじめて北海道のお客さまにお会いすることになる。どんな人たちがいるのかとても楽しみであるが、もう一つの楽しみが北海道のグルメである。読者の方からお寿司屋さんも教えていただいたし、情報を仕入れて楽しんで来たいと思っている。そのためには肩の痛みを完治させて存分に原稿を仕上げなければ。

その肩の痛みであるが、相変わらずの痛みが続いているのだが、不思議なことに気がついた。それは目のまぶたの上のくぼみのツボを指で押すと痛みが軽減するということである。不思議に思って何度も繰り返すと段々痛みが軽くなってきた気がする。そして姿勢を良くして、背中を曲げないようにしていると随分楽に感じるようになった。まだ油断はできないが、もう少し落ち着いたら整体に行ってみるつもりである。たくさんの方からたくさんの整体の先生をご紹介いただいた。みなさん良い先生のようではあるが時間の問題もあり近くのお医者さんにお世話になるつもりである。

3つの懸案事項はすべて今週末から来週がピークになりそうである。来週後半にはすっきりとした気分でいられるようになっていることを願っている。

<業務連絡>
CREA 12月号(恋する映画特集)に「投資成功ノート」の紹介記事が掲載されています。プレゼントもありますのでご覧ください(特集とは関係の無いコーナーです)。
------

コミュニケーションの重要性を考えることが多くなった。日本人はあうんの呼吸とか、以心伝心というのを尊ぶ風潮があるが、それでは問題を解決できないケースの方が多いような気がしている。

そしてコミュニケーションの手段にも色々あるが、メールより電話、電話より直接会って話すことが大切だと思う。それはお互いの考え方の理解が深まるからである。

ある人から指摘されたことであるが、近くにいる人とメールでコミュニケーションをするのは危険である。些細な表現がお互いの不信感を産む可能性があるからである。せっかく近くにいるのだから、顔を会わせてとことん話すのが一番だと思う。

とことんコミュニケーションをすることでお互いの理解がどうなっているのかが見えてくる。中途半端にお互いを知って付き合いを続けるよりはきちんと理解した上でどのような関係になればお互いにハッピーなのかを考える方が合理的だし、気持ちの良いことである。

最近パソコン使用を控えているというのもあるが、メールだけのコミュニケーションは物理的な制約がある場合以外はやめようと思っている。

札幌

| | コメント(5) | トラックバック(1)

本田美奈子永眠 38歳。私は彼女のファンではありませんが、30代の若さで志半ばで人生を終えてしまった心境を想像すると胸が痛みます。人生、毎日悔いの無いように生きなければいけません。
-------

今週末は出張で札幌に行くことになった。例によってセミナーを2つ13日の日曜日に開催する予定である。せっかくの機会なので「グルメ設計塾北海道編」のために下見をしようかと思っている。

実は北海道には小学生の頃2年ほど住んだことがある。北海道といっても名寄という小さな内陸の街でとにかく冬が寒かったのを覚えている。

札幌にはたまに行くくらいであったが札幌ラーメンを家族で食べたのが思い出に残っているくらいである。

今回はしっかり下見して美味しい北海道のお店に行ってみたい。「あわびの源太」など有名なお店はいくつかあるが、地元の人がおすすめするお店に是非行ってみたいと思っている。

出発は今週の金曜日。情報がある方は是非教えてください。

北斎展

| | コメント(1) | トラックバック(0)

051105hokusai.bmp

東京国立博物館の北斎展を観にいった。美術館のような場所に行くのは本当に久しぶりである。日本の美術館というといつも込んでいて疲れて途中で出てしまうというイメージがあって泣かなか行く気になれなかったのであるが、今回は招待券をいただいて午前中に出かけてみた。

北斎の300点の作品が展示というのがウリである。たくさんの作品を観て水の描き方に独自の境地をみる思いがした。富嶽三十六景でもたくさんの水が描かれているがその一つ一つに個性があって飽きることが無い。久しぶりに真面目に作品を見る時間を過ごした。

比較的早い時間だったのでそれほどの混雑ではなく、余裕を持って見学できた。それにしても北斎の円熟期というのは60代になってからのようである。そして90歳までの長命だった。何事をはじめるにも遅すぎるということは無いのである。そんなことを言って言い訳にしている暇があるのならチャレンジするべきである。今が自分の最も早いタイミングになるのだから、これ以上時間を使うのは勿体無いからである。

北斎の版画から出る作品への執念をみながら素晴らしい作品であった以上に考えさせられる展覧会であった。

<業務連絡>
11月19日夜に予定されている「グルメ設計塾」は定員25名のところ55名の応募を頂きました。ありがとうございます。当選者の方、残念ながら今回は参加できない方どちらにも真鴨堂からメールを近日中にお届けします。キャンセルが出た場合は順次連絡していく予定ですのでよろしくお願いします。
-------

肩の痛みは随分良くなった。仕事も控えめにして通勤電車では読書に切り替えた。会社でもストレッチをしながらパソコンに長時間向かわないようにして仕事をしている。

ありがたいことにたくさんの方から様々なアドバイスをいただいた。ヨガに誘ってくれる人あり、十字式を紹介してくれた人もいるし、整体を紹介してくれた人もいた。

体のバランスが悪いから背筋トレーニングすべきという意見もあったりしたがどうもピンとこない。

色々考えると整形外科でちゃんと診てもらうという西洋医学による解決法が何だか一番最初にやることのような気がしてきた。

随分痛みはひいてきたがまずはきちんと検査してもらってその上で自分なりの健康法を考えるようにしたい。

それにしてもパソコンの無い生活が考えられない今、体の痛み以上に仕事ができないのが辛い。

<業務連絡>
大阪でこんなフェスタが開催されます。この週末はマネックスの勉強会も入れて3本のセミナーです。。。それにしても隣の写真の男性のヒゲと色の白さが気になります。。。
-------

恐ろしいことにもう11月になってしまった。というのは「資産設計塾実践編」の原稿が仕上げに近づいてから前に進まなくなってしまったからである。本人がさぼっているから、と言われればそれまでであるがクオリティの高いものを作ろうとするとどうしても考えすぎてしまって、アウトプットを見ると納得できなかったりするまま時間が過ぎていくのである。

そんな焦りから今朝は4時に起きて突貫作業を開始した。朝の限られた時間は集中力を高め快適に作業は進んだのだが、その後大変なことが起こった。

パソコンを酷使したせいか右肩が痛くてキーボードが打てなくなってしまったのである。肩の下の背筋の右側の部分がどーんと痛くなってどうにも作業ができない。

午後になるとさらにひどくなって仕事が手につかなくなってしまった。仕方が無いので会社の近くにある鍼灸院へ行って生まれて初めて鍼(ハリ)を打ってもらった。1時間して少し楽になったがまだ戻らない。今度は仕事帰りに岩盤浴を45分やった。これも気持ちが良く汗が出たが、根本治療にはならない。最後にはマッサージまでして家に帰ったが、結局まだ鈍い痛みが残っている。

こんな状態でまだ原稿を書いていて大丈夫なのか?少なくとも満員電車でパソコンを開いて原稿を打つのだけは当分やめようと思っている。

やはり仕事のしすぎはいつかツケが回ってくるものである。

カテゴリ